今日の全校朝会で
「全校朝会の講話をメモして聞く」が昔の生徒はやっていた。そんな話から、今時の生徒はどうなのだろうかになり、生徒にメモわさせる全校朝会をやってみることにした。
まずは、筆記用具とメモのできるものを準備するようにお願いした。実際、演台に立つと、1/3は筆記用具がない。当然、生徒手帳を開けたまま、右往左往している。次にメモしなさいも言わずに語り始めると、しれっと聞いている。
次にメモをさせると、書くマネをしている。何を書くのかがわからない。「これとこれを書きなさい」というと書き始めるという始末である。令和の生徒たちにはムリなようだ。
講話メモ
1 コロナの学び
コロナの取り扱いが変わります。コロナがなくなったのではありません。
マスク 自己判断 消毒 必要に応じて 距離 密にならない 75と150
2 仏教の教えの一つに 『和顔愛語(わげんあいご・わがんあいご)』 という言葉があります。この『和顔』には『おだやかな表情』、そして、『愛語』には『心やさしい言葉』という意味があります。 つまり “和やかな笑顔と、思いやりのある話し方で人に接すること” です。ミラ-(鏡)の法則では、相手に気持ちは伝わると言います。相手の感情もこちら次第である部分が大きいのです。「ありがとう」の感謝の言葉、「ごくろうさま」のねぎらいの言葉、「すいません」の気づかいの言葉、「どういたしまして」のお互い様の言葉などは、思いを形にした言葉だと思います。思いは見えませんが、思いやりは見えるのです。
▽この『和顔愛語』を心掛けることが、 “心を乱さず、平常心を保つコツ” でもあるそうです。 イライラした時、嫌なことがあった時、辛い時こそ、まず自分から笑顔と優しい言葉で、周りの人に接する姿勢が『和顔愛語』だそうです。
5月になるとお互いのことがわかるようになり、遠慮がなくなったり、つい言いすぎたりと感情の行き違いが起こり始めます。みんな心の距離をとるために必要なことなのです。これで気まずくなると、友達関係はくずれてしまいます。
(この『和顔愛語』には続きがありまして 『先意承問(せんい・じょうもん)』 という言葉です。 意味は “相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取って、自分が満たしてあげること” です。)
3 学力向上について かまえ 学習成果をあげるためには 「かまえ」が大切です。
3本柱の時間厳守 腰を立てる 顔を上げる 目を開く 集中する
予習 今日勉強するところ20ページ読んでおく ・中学校時代のライバルの話
読んで考えてわからないところをはっきりさせておく
☆ できるだけ早く 見直す 思い出す訓練は効果的
例 授業中の板書を頭の中で思い出してみるとか
立腰(腰を立てて、姿勢をよくする) による効果として
- 1やる気が起こる 2持続力がつく 3集中力がつく 4行動が俊敏になる
- 5内臓の働きが良くなり、健康的になる 6精神や身体のバランス感覚が鋭くなる
7身のこなしや振る舞いが美しくなる