きばっど 交通安全教室 2019.4.4
城西高校で年度初めの交通安全教室が開催された。いろいろな人の発言を思い出せるかどうかを試しながら、振り返ってみたい。
所長のあいさつでは、「スピ-ドの出しすぎに注意、飲酒運転は絶対にだめ、事故を起こしてもあわてない」という文言をメモした。これに関わってどんな例話がとりあげられたのか。皆さん思い出してみてください。例えば、朝日が丘の人は日章学園のマ-クの車がどんな運転をしたといったのでしょうか?
最後にお礼のことばの秋武校長先生は「シ-トベルト着用」を語られた。校長先生はどんな時、シ-トベルトをして、どんな時、しなかったのか?今日からどうされるのか。人の話をキ-ワ-ドで聞くのは実に効率よく記憶できる。また、後から思い出すのも容易である。安全教室を題材に、キ-ワ-ドと記憶の話をしたい。本題の部分を思い出していただきたい。
JAFの講師は初めに話のポイントを提示した。このスライドの作り方が見事である。10文字程度のキ-ワ-ドで全体の話がよく見える。事前に学園の事故の傾向とか、依頼者のニ-ズを把握したことがうかがえる。声の音量、例話の取り入れ方もよかった。
まず、事故の傾向を語り、反射材着用とライトのアップダウンをとりあげた。ここではお年寄り事故の多さを感じた。お年寄りの歩行は黄色信号である。つまり、見かけたら徐行が原則である。そして、逆走の話は実に興味深かった。考えられない逆走も条件次第では起こりうる。サ-ビスエリアやインタ-チェンジに潜む落とし穴である。逆走しないようにするためには、「一つ先で降りて、料金所へ行き、ひきかえす」を教えてもらって安心できた。自分が逆走しているかどうかを知る「景色の違和感」がよかった。看板が逆向き、中央分離帯が左に見えるとかなどと実におもしろかった。
次に出会い頭の事故の話だが、衝撃映像が注意を引いた。確かによく見かける景色だ。一旦停止しない車が横から急に来たり、三叉路の一方だけの信号は確認がよくできない。そのまま鼻を出したらすぐに当てられそうだ。路地からの出方が具体的でよくわかった。一旦停止して少し前に出て止まると相手に「見せる」ことになる。止まったまま、右左右をしっかりと確認することだ。行きたい方向だけ確認して動いてしまうことがある。映像を見るとよくわかる。動き出してからは相手も自分も対応できない。「見せる」こと「確認する」ことが大切だ。横断歩道で歩行者が渡ろうとしたら一旦停止だが、栃木、長野県の県民意識の差には驚いた。歩行者保護は当たり前のこととしたいものだ。全体を通して飽きさせない安全教室だった。さて、さて、キ-ワ-ドでまとめると?
「気づいたことはすぐに実践して安全運転」